企画展「しおじりの土偶大集合!」の開催について
塩尻市からは縄文前期から弥生時代にわたる多数の土偶が出土しています。
特に平出遺跡からは縄文中期を中心とした時期の土偶が185点も出土し、1つの遺跡から出土した縄文中期の土偶の数としては県内でも2番目に多くなっています。
これらの塩尻市内から発見された土偶が一堂に会したことはこれまでなかったことから、土偶という縄文人の祈りの世界に関係したと思われる遺物をとおして、縄文人の世界観について考えてみたいと思います。
展示構成
(1)土偶ってなに?
土偶とは(パネル説明)
土偶の用途(パネル説明)
(2)土偶の出現
国内最古級の土偶である相谷熊原遺跡(滋賀県東近江市)と粥見井尻遺跡(三重県松坂市)
から出土した土偶の紹介(写真パネル)
(3)松本平最古級の土偶
女夫山ノ神遺跡から出土した縄文前期末と考えられる土偶の紹介(実物)
(4)しおじりの土偶をみてみよう!
遺跡ごとに出土した土偶を紹介(実物)
・小丸山遺跡ほか
(5)顔のついた縄文土器
土器に人面表現が付けられた人面装飾や顔面把手とよばれる土器を紹介
期間
令和7年4月26日(土曜日)から6月1日(日曜日)まで
(休館日 4/28 4/30 5/7 5/12 5/19 5/26)
場所
塩尻市立平出博物館2階 学習室
開館時間
9時から17時まで